大き目のトートバッグの作り方 その１
今回は、タックの付いたふっくらとしたポケット付きの、少し大きめのトートバッグを作りましょう。
最初に、表布と裏布、持ち手部分の布をカットします。作図寸法に合わせて型紙を作るか、もしくは布にラインを引いてから、縫い代部分を加えた大きさにそれぞれカットしていきます。
続いて、バッグ本体の二枚の布の開口部7cmくらいに接着芯を貼りましょう。そして、表布にはポケットを付ける位置に印を付けておきます。
次に持ち手を作っていきます。初めに持ち手用の布を半分に折り、その中心に折り目を入れてから開きます。そして、その両側から中心線に合わせて折りたたんでいきます。
これを半分に折り、その両側をミシンで縫って押さえておきます。これを二本分作っておきましょう。
続いて、表布と同じ布の口布を、内布の両側の口に中表に合わせて縫い合わせていきます。そして、縫い代を口布側に倒し、全体に接着キルト芯を貼っていきましょう。
今度は、ポケット部分です。ポケットの型紙に縫い代を付けて、同じ物を二枚分切り取ります。そして、表になる側の上部5cmくらいに接着芯を貼っておきます。
次に、ポケット布のタックを縫っていきます。タックの外側の印同士を中表に合わせ、縫い代部分だけをミシンで縫い合わせていきましょう。そうしたら、それを両側に開いてタックにします。ポケット布は二枚とも同じようにタックをとります。
続いて、ポケット布を中表に合わせ、返し口を残してグルっと縫い合わせていきましょう。縫い代は表側におった後にアイロンをかけて表に返していきます。そして、返し口の縫い代を中に折ったら、アイロンをかけて整えていきましょう。